コナン「怪盗キッドの今度の狙いは……双頭ディルドー！？」　その１ 

高木「純金製のディルドーで確かに金銭的な価値もあるんですが……どうもいわ
くつきの品らしくて」

小五郎「いわくつき？」

高木「えぇ。伝説によれば、このディルドーは使用したバージン女性の処女膜を
　　　破壊すると……実際これをぶち込んだ処女の女性はみな処女膜を破壊され
　　　ました」

小五郎「それは摩訶不思議なディルドーだな」

小五郎「そこで怪盗キッドの出番ってわけか」

コナン(……キッド、今度こそ)

小五郎「わかった。警備には俺も付き添おう」

高木「お願いします」

蘭「でもお父さん、盗撮の件が書類送検だけで済んで良かったね」

小五郎「ああ……なんか偉い人が上から手を回してくれたらしい」

コナン「さすがおじさんだね！」

高木「まあ、復帰後初仕事ということで、黄金の双頭ディルドーの警備お願いしますよ」

元・歩・光「いぇーい！」

小五郎「ってなんでおまえらがいるんだ！」

歩美「だって楽しそうなんだもん！」

蘭「駄目よ、歩美ちゃん。もうあなた一人の身体じゃないんだから」

コナン「なんかディルドーを飛行機で輸送するから、一緒に乗って警備するんだって」

灰原「なんで中部国際空港？？」

蘭「大丈夫よ、子供たちは私が見てるから」

光彦「お土産売り場に行きましょう！」

元・歩「おー！！！」

コナン「おいおい、あんまはしゃぐなよ？」

灰原「まったく、子供なんだから」

歩美「わたしお土産にご当地キティちゃん買うんだ！」

小五郎「そろそろ飛行機乗るぞー！」

一同「はーい」

光彦「歩美ちゃん、ご当地キティちゃん買えました？」

歩美「うん！他にもいっぱい買ったよ」

元太「ご当地うな重なかった……」

灰原「でしょうね」

コナン「あ、まだ蘭姉ちゃんが……」

小五郎「ああ？あいつ何やってんだ」

元太「さっき女子トイレ覗いたら、頑張ってうんこしてたぞ！」

小五郎「しょうがねぇ、置いてくか」

キィィィン！！

小五郎「け、警部殿！？」

コナン「前々スレで死んだはずじゃ……」

目暮「それは兄の十三(じゅうぞう)だろう。私は弟の目暮十四(じゅうよん)だ」

一同「アッチョンプリケ！」

目暮「今日の警備には私があたることになった……兄の十三は何者かに殺されて
　　　しまったからな」

目暮「うちは大家族でな、一番上の兄は目暮一(はじめ)という」

コナン「……次男は？」

目暮「二(ふたし)だ。三男は三(みつ)で、四男が十三兄さんだ」

コナン「途中飛ばしすぎだろ！法則守れよ！」

小五郎「ではあなたは五男ですか？」

？？？「きゃああああああああああああ！！」

小五郎「何だ今の悲鳴は！」

コナン「……というわけでいろいろあって殺人が起きましたっと」

光彦「大変だー」

高木「後頭部を強打したようですね」

目暮「うーむ。他殺か自殺か、それとも事故か……」

小五郎「警部殿、これは他殺ですなぁ」

目暮「どうしてわかるんだ？」

小五郎「これを見てください」

目暮「こ、これは！」

高木「ダイニングメッセージ！」

小五郎「血文字で『たさつ』と書いてあります……恐らくこれは他殺でしょう！」ばーん！

高木「いえ……被害者の荷物を調べてるんですがまだ何も」

目暮「そうか」

白鳥「警部！被害者のアナルの中から免許証が出てきました！」

目暮「おお！白鳥くん、君居たのか！お手柄だぞ！」

白鳥「被害者は江戸川文代という名前だそうです」

歩美「コナン君と同じ苗字だね」

コナン「いや、俺は毛利コナンだよ」

光彦「そうでしたっけ？」

コナン「江戸川文代か……」

目暮「ファーストクラスに出入りした人間は？」

高木「それが……出入り口は前方と後方の二つだけなんですが、どちらも他の乗客の目がありまして」

小五郎「じゃあ目撃者が？」

高木「いえ、それが……犯行時刻前後に出入りした人間はいないらしいんです」

目暮「不可能犯罪か……」

小五郎「視線の密室って奴ッすね」

歩美「コナンくーん。ちんちん舐めていい？」

目暮「どういうことなんだ？」

小五郎「犯人はどこへ消えたのか……これは難事件ですなぁ」

コナン（ここは上空……外に逃げる手はない。では犯人はどうやって？）

目暮「とにかく、容疑者を絞らんことには何ともならん！すぐに事情聴取を始めよう！」

高木「はい！」

歩美「光彦くーん、ちんちん舐めていい？」

光彦「すいません歩美ちゃん。今灰原さんにヌいてもらったばかりなんです」

目暮「おお！白鳥くんお手柄だ！高木、すぐに事情聴取の準備だ！」

高木「わっかりましとぅあ！」

目暮「白鳥くん、君はうんこ臭いからあっちへ行っててくれ！」

コナン（容疑者……おそらくその中に怪盗キッドも）

歩美「元太くーん。ちんちん舐めていい？」

元太「悪いな、歩美。さっきうな重にヌイてもらったばかりなんだ」

目暮「よし、では事情聴取だ！ではまずそこのチャラ男！」

男「俺っすか？俺は三浦泰明ってんですよ。ダチには『ヤス』って呼ばれてますｗｗｗｗ」

目暮「ヤス！？」

目暮「そいつが犯人だ！しょっぴけ！」

ヤス「ちょｗｗマジすかｗｗｗｗｗｗｗ」

小五郎「警部殿、根拠は？」

高木「では、次の方に話を聞いてみましょう」

男「んっふ。どうも、僕は小泉伊月といいます」にこっ

高木「あなたは犯行時刻どこに？」

小泉「自分の席でオナニーをしていました」

目暮「……何を？」

小泉「オナニーを」

目暮「……それを証明できる人は？」

目暮「うむ……確かにイカ臭かった」

高木「とりあえず、次の人にも話を聞いてみましょう」

男「黒羽快斗です」

高木「えっと見た感じ高校生……かな？」

快斗「はい、学生の傍ら怪盗をやってます」

高木「へえ。大変そうだね。今日は何でこの飛行機に？」

快斗「実は黄金の双頭ディルドーを盗もうと思って……」

高木「若いのにすごいんだねぇ。で、君は犯行時刻どこに？」

快斗「ディルドーの下見に行ってました」

目暮「おや、君は確か港署の中森警部の……」

青子「はい、娘です」

目暮「ああ……もしかしてキッドがらみでお父さんの捜査についてきたのかい？」

青子「はい！友達の快斗も一緒です」

目暮（この娘が犯人とは思えんな……しかし……）

目暮「念のため、くぱぁしてもらってもいいかね？」

青子「あ、はい」くぱぁ

目暮「もういいよ。危ないからお父さんから離れんようにね」

目暮「毛利くん、何かわかったかね？」

小五郎「さっぱりですなぁ」

目暮「しかたない、現場に戻るとするか」

白鳥「警部！」

目暮「白鳥くん、だから君はうんこ臭……」

白鳥「うんこならもう洗い流しました！それより現場に変なものが」

高木「純金製ではなく普通にアダルトショップに売ってる市販品のようですが
　　　……間違いなく双頭ディルドーです！」

目暮「いったいどこにこんなものがあったんだね！？」

白鳥「部屋の真ん中に落ちてました」

小五郎「うーん、気づかなかった！」

目暮「何！？」

小五郎「こりゃあ愛液だな……おい、コナン！」

コナン「任せて！ぺロッ、これは……渋谷20代OL！」

小五郎「よし！反対側も頼む！」

コナン「ぺロッ、こっちは……うんこ！」

小五郎「確かにそうなるな……」

コナン「そうかなぁ？」

高木「え？コナン君どういうことだい？」

コナン「一方を被害者のマンコに、もう一方をもう一人のアナルに挿れたとしたら？」

目暮「そ、それは盲点だったーっ！！！」

目暮「いや、アナニーという例もある……まだわからんぞ」

コナン「仮に犯人が男で、チンコしごかなきゃイケないとしたら……」

目暮「？？？」

コナン「もう一人女がいた……そのほうが自然じゃない？」

高木「そ、そうか！３Ｐ！！」

高木「しかたない。一度賢者になって冷静に考えてみよう」シコシコ

光彦「あれ、高木刑事何してるんですか？」

高木「オナニーだよ」

光彦「コナン君見ませんでした？」

高木「いや、見てないけど……うっ！」ドピュ

光彦「そうですか……探しに行ってきます」

高木「いや、待って。このような状況下での単独行動は危険だ。空という壁に阻まれたこの飛行機全体が
　　　いわゆる一つの密室といえる……犯人が機内にいることを考えれば、危険がないともいえないだろう」

光彦「そうなりますね」

高木「両方に網を張る必要があるんだ。しかしながら狭い空間内では互いの思惑が錯綜する。邪魔なわけだ。
　　　それを考えても、キッドは犯人の解除に動く。そしてこれは殺人犯逮捕のチャンスと同時に、キッド
　　　逮捕のチャンスでもある」

高木「すぐに非常線を張ろう」

コナン「どうした元太！？」

元太「俺のうな重に白い液体が……」

コナン「どれどれ。ぺロッ、これは……ザーメン！！」

歩美「ザーメンって、おちんぽみるくのこと？」

灰原「そうよ、スペルマとも言うわね……早い話精液よ」

コナン（精液……そうか！）

コナン「謎はすべて解けた！」ばーん！

ギィィィィィィ……バタン！

……ギギギ…………

コナン「あー、気持ちわり」

灰原「あら、どうしたの？」

コナン「飛行機酔うんだよね、俺」

コナン「ただでさえうんこ舐めたりして気持ち悪いのに……」

灰原「いっそのこと自動ドアにしてみたわ」

コナン「雰囲気出ねぇ！！」

うんこ白鳥「何はともあれＣＭ明けです」

コナン「じゃあ、例のごとく……」

コナン（おっちゃん、ごめん！）プシュ

小五郎「とう！」サッ！

小五郎「え！？」くるっ

コナン「いまだ！」プシュッ

小五郎「アッーーーーーーーーーーー！そこは……ア…ナル」ばたり

目暮「おお！毛利くん、来たのかね！」

目暮「たしかに……いくら頭をひねってもわからん」

高木「僕なんかちんこしごいてもわかりませんでしたよ」

小五郎（コナン）「それはちょっとした誤解があるからだ。高木、悲鳴が上がったのは何時何分だ？」

高木「えっと12時23分です」

小五郎（コナン）「それを乗客に確認したか？」

高木「あ、はい。もちろん」

高木「確かに……」

小五郎（コナン）「しかし、秒単位まで見るでしょうか？」

一同「！！！」

小五郎（コナン）「ファーストクラスからエコノミーまで距離はかなりあります。おまけに途中に扉を隔てるし
　　　　　　　　　雑音もある……そんなに鮮明に聞こえるはずはないんです」

目暮「じゃああれはまさか……」

小五郎（コナン）「そう、あれは録音されたテープの音声だったのです！」

小五郎（コナン）「そこがポイントだ。被害者が本物の悲鳴を上げてから、犯人がテープを流すまで……
　　　　　　　　　おそらく時間差は1分もなかったはずです」

光彦「そ、そうか！誰も秒数までは見ませんから、仮に本物の悲鳴を聞いた人がいても同じ時間に聞こえた
　　　同じ悲鳴だと処理されてしまいます！」

高木「二回悲鳴があっても、両方とも12時23分の出来事なら秒単位までは誰も気にしないということか……」

目暮「しかし、秒単位で何が出来るというんだ？うまく逃げおおせても指紋や痕跡を消す余裕は……」

小五郎「うーん、あれ？」キョロキョロ

コナン（お、起きやがった！！）

小五郎「あれ？アッキーナは？」

コナン（麻酔針はもうないし……しかたない。おっちゃんごめん！）

ずぶり！！！！

小五郎「アッーーー！！！そ、それはアッ…キーナじゃなくて、アッナール……」がくり

目暮「どうした毛利くん！」

高木「えっと、確か愛液とうんこ……」

小五郎（コナン）「そう。おいうんこ、コナンにディルドーを渡してやってくれ」

白鳥（うんこ）「わかりました」

コナン「確かに両端は舐めたけど、真ん中はまだ舐めてないんだよね」

目暮「真ん中？」

コナン「ぺロッ、これは……精液！」

コナン「はい、これ。このディルドーを持ってて。高木刑事」

高木「こ、これかい？何のために……」

小五郎（コナン）「なぁに、ちょっとした実験だ。高木、おまえは犯人役をやってくれ」

高木「はい！」

小五郎（コナン）「うんこ、おまえは被害者役を……」

白うんこ「嫌ですよ。前に実験っていって被害者の役やったらアナルにローターいれられましたからね」

小五郎（コナン）「しかたないですね……では被害者役はヤスさんにお願いします」

高木「はい」カチッ　ブブブブブブブブ！！！

小五郎（コナン）「次に、その中心がちんこに当たるように股間にセッティングをする」

高木「こうですか？……あふん！」びくびくっ

小五郎（コナン）「そのディルドーには糸がつけられています。では高木刑事、バイブを『強』に」

高木「は、はい……ふわぉうん！！！」ブブブンブィィィン！！！

高木「も、もうギリギリ崖の上を行く感じですぅ、うううう！！！」びくびく

小五郎（コナン）「ＹＯＵ！イッちゃいなよ！」

高木「ひゃ、百年ぶりの世紀末ぅぅぅぅ！！！！！！」どぴゅどぴゅ

小五郎（コナン）「射精したペニスは力を失い、それによって支えを失ったディルドーは自動的に床に落ちる……
　　　　　　　　　そして振動し続けるディルドーは……」

目暮「う、動き始めた！！！」

小五郎（コナン）「飛行中の飛行機は決して水平とはいえません。感知しにくいような微妙な傾きでも、細かな振動を
　　　　　　　　　繰り返すディルドーはその傾きの方向に進み始める」

高木「え、でもまだ被害者を殺していないですけど……」

小五郎（コナン）「まあ見ててくれ。振動するディルドーは部屋の中央へと移動する。そして……」

目暮「む、向きが変わった！？」

光彦「まるで魔法みたいです！」

小五郎（コナン）「床に微妙な傷がつけてあります。その傷に沿って角度の曲がったディルドーは」

　バビュン！！！

高木「そ、そうか！発射されたディルドーは被害者のアナルに突き刺さる！」

目暮「殺し自体は全自動で行われたのか！！」

目暮「なるほど！これと悲鳴のテープのトリックを併用すれば余裕でここを出ることが出来る！」

光彦「さすが毛利探偵です！」

歩美「おじさんすっごーい！！！」

元太「うな重うっまーい！！！」

ヤス「あの、盛り上がってるとこ悪りーんですけど、ディルドーは俺のけつに刺さってねえっすよ？」

一同「え」

小五郎（コナン）「そりゃあそうでしょう。このトリックは飛行機の傾きを計算に入れないと無理です。
　　　　　　　　　殺害時と同じ状況にならない限り、照準はずれます」

目暮「た、たしかに……！！」

目暮「ということは犯人は飛行機の傾きなどに詳しい人物！？」

歩美「え？ということは……」

灰原「犯人は絞られるわね」

高木「そ、そうか！容疑者リストの中に航空関係者が……あれ、いない？」

小五郎（コナン）「そうです！航空関係者でなければなしえないのに、容疑者リストにそういう人間がいない。
　　　　　　　　　つまり……」

一同「まさか……」

小五郎（コナン）「このトリックは今回の事件では使われなかったのです！！！」

小五郎（コナン）「単純に考えればいいんです。なぜ犯人はこのトリックを使わなかったのか……」

光彦「使えなかったからじゃないんですか？航空関係者に知り合いがいなかったから……」

小五郎（コナン）「シャラップ！包茎は黙ってなさい。仮に航空関係者が知り合いにいなくても、目的のためなら
　　　　　　　　　アナルを使ってでも尻合いになる。これが”ホモ”サピエンスというものです」

光彦「…………」

ヤス「だれうまｗｗｗｗｗ」

小五郎（コナン）「恐らく犯人はすでに航空関係者を抱き込み、傾きのタイミングを聞きだしていたでしょう。
　　　　　　　　　しかし、思いがけないことがあったのでこのトリックを使わなかった。使えなかった、ではなく
　　　　　　　　　敢えて使わなかったのです」

小五郎（コナン）「犯人にとって有利なことが起こったんですよ」

目暮「そ、それはなんだね！？」

高木「じゃ、じゃあこの双頭ディルドーは！！」

小五郎（コナン）「正確にはディルドーではありません。二股バイブです。もっと厳密に言うなら
　　　　　　　　　”電動式ディルドー型バイブレーター”です」

目暮「そ、それがいったい何の関係が……」

小五郎（コナン）「ここでいう双頭ディルドーとはこのディルドーだけではありません。もし……
　　　　　　　　　……あの黄金の双頭ディルドーも実は厳密にはバイブだったとしたら？？？」

一同「！！！」

高木「そんなことがあったら大問題ですよ！外交上も大きな問題になります！」

目暮「キッド以外にも狙ってる奴がいたのか……」

小五郎（コナン）「しかし、皆さんがそうだったようにディルドーとバイブの違いには気づきにくい。
　　　　　　　　　そこで殺しのトリックにディルドーの振動を利用した。被害者にはもともと恨みが
　　　　　　　　　あったのでしょう。これで邪魔者も始末できるし、警察の目を黄金のディルドーから
　　　　　　　　　逸らせるし、スキャンダル告発の布石にもなる」

目暮「そこまで考えてやっていたというのか……恐ろしく頭の切れる奴だ」

光彦「僕なんて驚きのあまり皮剥けちゃいましたよ……」

元太「うな重……」

目暮「で、ではもう黄金のディルドーは盗まれていると……そんなまさか！？」

小五郎（コナン）「今、黄金のディルドーはどうしてます？」

目暮「いや、警備の人員もみんなこっちに使ってしまったから……エコノミーの私の席にあるウエストポーチに
　　　いれておいてある」

高木「警備もつけてません」

灰原「確実に盗まれたわね……」

光彦「ですね……」

目暮「なるほど……それで犯人はあのトリックを使わなかったのか」

小五郎（コナン）「さらに言うなら殺しをする必要もなくなりました。だからあれはたぶんただの事故です」

元太「俺見たぞ！あのおばちゃんが飛行機が揺れたときに転んで頭ぶつけて死ぬところ！」

高木「そうか！事故だったのか！あれ？じゃああのダイニングメッセージは？」

元太「俺が書いたんだぜ！」

小五郎（コナン）「本来あのトリックを使う予定だったということは、ファーストクラスに近い席のほうが良い。
　　　　　　　　　そして射精していたという事実。一人いたでしょ。あのときオナニーをしていたという人物が」

高木「まさか！！」

小五郎（コナン）「そう、犯人は小泉伊月！おまえだ！」ずばーん！！

小泉「んっふ。ばれてしまいましたか」

小五郎（コナン）「それだけじゃない。おまえの正体は……前回死んだはずの古泉一樹だ！」ずびし！

古泉「バレテしまっては仕方ありません。そうです、僕は古泉です」

目暮「偽名だったのか！！！」

目暮「機関とは何のことだ！？」

古泉「黒の機関……といえばわかってもらえるでしょうか？」

コナン「！！！」

古泉「ジン、ウォッカ、ベルモット、ピスコ……シェリー」

灰原「……！」びくっ！

コナン（こいつも黒の組織……じゃない、黒の機関の人間！？）

古泉「ああいうのは比較的上位の人間につくんですよ。機関の人数も少なくはないですからね、全員に
　　　種別で名前をつけてたらすぐにネタ切れしちゃいます」

コナン「下っ端は商品名なの？」

古泉「はい。同僚には”鍛高譚（たんたかたん）”や”悪の美学”、”鏡月”、”明るい農村”がいますよ」

コナン「うわあ〜……」

コナン「くっ……！」

？？？「いや、仕事に失敗したおまえも死ね」

バン！バン！

鬼ころし「ぐほぁ！」

？？？「まったく間の抜けたことしやがって」

コナン（！！この声は！！！！！）

ジン「どうもお待たせしました。狂気の目を持つナイスガイ、ジンです！」キラーン

ジン「おまえたちをこの手で始末できて嬉しいよ、シェリー、工藤新一」

灰原「な！？ばれてる！！」

ジン「阿笠っちにきいたよ」

コナン「ハカセェェッェェェッェェ！！！！」

コナン「残念だったね」

ジン「何！？」

コナン「おまえらは怪盗キッドの存在を忘れている」

ジン・ウォッカ「！！」

コナン「もうわかってるよ、貴方が怪盗キッドの変装だってことにね……高木刑事！」

高木「ばれちゃあしょうがないな」バッ！

ルパン「俺がルパ〜〜〜〜ン三世だ！！」

コナン「嘘だよ！終わらないよ！」

ジン「パラグライダーとか無理だから！！！」

コナン「いや、だってもうスレタイに『怪盗キッド』って入ってるし」

キッド「いやさあ……アナルとかバイブとか無理だからね実際。少年漫画だし。イメージとかあるから」

コナン「大丈夫、そんないいイメージないから！！」

キッド「そもそもスケールでかすぎるんだよ。最終回しちゃう勢いじゃん」

コナン「いや、歩美ちゃんは今妊娠してるから無理かと……」

キッド「あー、大丈夫大丈夫。俺妊婦とか逆に燃えるからｗｗｗｗ」

歩美「ルパン三世！？」

コナン「そう……犯人たちは今日あわてて計画を修正した。つまり、キッドが盗みにくることを知らなかった
　　　　ってこと。なのに事前にそれを僕らに教えてくれた高木刑事こそが怪盗キッド……のはずなんだけど」

ルパン「この黄金のディルドーで不二子ちゃんと……うひょひょひょひょｗｗｗｗｗ」

ジン「ウォッカ！このいかれたモンキーパンツをぶっ殺せ！！」

ウォッカ「わかりました兄貴……うわっ！銃身にカードが！？」

キッド「エロシーンがあると聞いて黙って入られないんでね」バサッ

コナン（あ、おっちゃん起きたんだ）

目暮「ええい！我々も加勢するぞ！」

白鳥「だ、だめです！銃を持ってませ……ん…んんん！」ブブブブ…！

小五郎「警部殿我々には武器になるものはちんこくらいしか……」

灰原「あらかわいいちんぽ」

元太「常日頃からうな重ばっか食ってる俺の精力なめんなよ！！」シコシコ

白鳥「あ、アナルが良すぎて今にもイキそうだ！！！」ブブブブ……

小五郎「いくぞ！一斉砲火だ！ファイアー！！！！」

どぴゅ！どぴゅ！どぴゅぴゅ！うなぴゅ！！ぽたぽた

一同「……ふぅ」

目暮「…………」

小五郎「警部殿？……まさか……」

ウォッカ「兄貴！！」

小五郎「よし！このまま畳み掛けるぞ！！」

コナン「みんな！待って！！」

一同「！？」

コナン「歩美ちゃんが……破水してる！！」

一同「？？？」

ジン「お湯をもってこい！！着陸まで待ってちゃ間に合わん！ここで取り上げるぞ！」

ΩΩΩΩ＜な、なんだって〜！！！

ウォッカ「し、しかし兄貴……」

ジン「安心しろ！俺は助産婦の経験がある！おい男共！さっさとちんこしまって手伝え！」

男性陣「は、はい！！！！！」

ジン「シェリー、おまえは医学全般一通り大丈夫だな？」

灰原「ええ……」

ジン「頑張れ！もう少しで生まれるぞ！」

灰原「落ち着くのよ吉田さん……ほら、ひっひっふー、ひっひっふー」

歩美「ひっ……ひっ……ふううう……あうう！！」

コナン「頑張れ！歩美ちゃん！」

ルパン「頑張れよ！お嬢ちゃん、あと少しだ！」

光彦「歩美ちゃん……」

小五郎「へ、蘭のときより大きな声で泣きやがるぜ……」

ルパン「嬢ちゃん、よく頑張ったな！」

元太「うな重と比べられないくらい尊いものがあるって、初めて知ったぜ」ぐすっ

灰原「吉田さん、頑張ったわね」にこっ

コナン「キッド、悪かったな」

キッド「いーよ、これくらい」

歩美「みんな、本当にありがとう。ジンさんとウォッカさんもありが……あれ？」

小五郎「そういやあの二人どこ行ったんだ？」

光彦「た、大変です！あの二人がいません！！！」

ジン「あ？」

ウォッカ「助産婦やったことあるって嘘でしょ？聞いたことないですよ」

ジン「…………」

ウォッカ「それに、知ってました？ 日本じゃ助産師の資格は男はとれねぇんですよ」

ジン「ふん……いつか殺す命だ。助けるのも俺らの自由だろう」プイッ

コナン「大変だったな……」

灰原「そうね」

コナン「おっちゃんたちは？」

光彦「まだ飛行機ですよ。巻き散らかしたザーメンの掃除だそうです」

光彦「どうしましょう……目暮警部もＥＤの検査に病院に行っちゃいましたしね」

元太「ご当地うな重食いに行こうぜ！」

光彦「こりないですねぇ、元太くんは」

灰原「それもいいけど……ねぇ、ホテル行かない？」

コ・元・光「！！！」

光彦「任せてください灰原さん！剥けたてちんぽの底力見せてやりますよ！」

灰原「あらあら、楽しみね」

元太「その前に腹ごしらえだ！うな重食いに行こうぜ！」

コナン「バーローｗｗどこにそんな金あんだよ！」

光彦「あ！僕おごりますよ！歩美ちゃんの出産祝いです！」

元太「決まりだな！今日は光彦のおごりだ！いっぱい食ってスタミナつけるぞ！！」

蘭「おとーさーん！コナンくーん！みんなー！！」ぶりぶりぶり

蘭「どうしよう、うんこ止まらない……ひっひっふー！ひっひっふー！」

うんこ「おぎゃああああ！おぎゃああああ！おぎゃああああ！」

快斗「くそっ、結局エロシーン無しかよ。思春期の性少年をぬか喜びさせやがって……」

快斗「あの包茎光彦だって灰原にヌイてもらったっていうのに、何で俺が……。くそ、青子とヤれたらなぁ」

蘭「あ？」

快斗「あ？」

蘭（新一に似てる……それに『くそっ』ってうんこ好きなのかな……？）

快斗（青子に似てるな……でもスタイルは青子より上か……たまんないぜ）

光彦「穿けと言われて〜ぼくはわらあった〜♪」

元太「こーどものころに〜剥けかーけてた皮が〜♪」

高木「おーとなになぁて〜♪」

コ・光・元・高「剥けてないまま！♪」