コナン「ぺろっ、これは……おっぱい！」 

元太「いっけね！」

コナン「そうだな、急いで女子更衣室に行こう」

光彦「あ、あの変な機械ですか？」

コナン「ああ。あれに微かに残っていた温もりと匂い……どこかで嗅いだ覚えがあるんだ」

元太「お、おい！じゃあそれがわかれば……」

コナン「被害者はおっぱい星人として有名だ。だったらおっぱいのある奴が容疑者として有力だろ？」

光彦「それで元太くんを……」

コナン「そういうこと。男子でおっぱいレベルの胸があるのは元太ぐらいだからな」

コナン「あながちないともいえないぜ？ ツルぺタ属性ってのもあるし」

元太「でっかいほうがいいじゃねぇか」

コナン「貧乳も需要あるってことさ。歩美ちゃんとか灰原とか……」

コナン「ば、バーロー！！まだ嗅いだことねぇよ！！///」

元太「マジかよ！俺でも嗅いだことあんのによぉ」

コナン「！！」

元太「ほら、前に温泉に一緒に言ったときに甘える振りして……」

コナン「……」プシュッ！

元太「」

光彦「いや、白目むいてますよ？」

コナン「ま、そのうち起きるだろ」

光彦「いや、泡吹いてますよ？」

コナン「しかたない、俺たちだけで更衣室へ行こう」

コナン「ああ、そうだな」

光彦「ドキドキしてきました……」

コナン「落ち着けって。これは探偵団としての捜査なんだからな」

光彦（だ、大胆！！！）

歩美「きゃあああああああああああ」

灰原「ちょっと！江戸川くん！？」

元太「何してんのよぉぉ！」

コナン「…………」キュイイン……ドォン！！

元太「げふう！」

灰原「彼は無害だから。性欲より食欲って感じだし」

コナン「いや、しかし蘭のオパーイを」

灰原「子供の悪戯でしょ？ それをそんな風に考えるなんて、煩悩も大人なのね」クスッ

コナン「バーロー、股間も大人だぜ！」バッ

灰原「一般的なサイズよりやや大きい程度ね。威張れるほどじゃないわ」

光彦「灰原さん！僕のも……」

コナン「ああ、実は……」

灰原「……なるほど。ローターね」

光彦「そういうわけなのでお二人のオパーイを……」

灰原「その必要はないわ」

コナン「なんだと？」

灰原「あなたまだ気づかないの？」

コナン「ま、まさかこれは！アナルローター！！？？」

灰原「ええ。博士の家で似たようなローターを見たことがあるから多分間違いわね」

光彦「でも、これでまた振り出しに戻りましたね……」

歩美「コナン君……」

コナン「……いやあ、むしろわかりやすくなったぜ？」

コナン「まあ慌てんなって。灰原、関係者を集めてくれ」

灰原「名探偵さんの謎解きってわけ？」

白鳥「いい加減な推理だったら、貞操奪いますよ」

コナン「大丈夫。それより事件したいんだけど高木刑事手伝ってくれない？」

コナン「まずはそのローターに糸をセロテープでつけて、あの鳩時計にセットするんだ」

高木「こうかい？」

コナン「そうそう。で、白鳥刑事は目暮警部の役ね」

白鳥「やれやれ」

光彦「一体どうなるんでしょう？」

高木「ふむふむ」

コナン「そしてもう片方から強めの輪ゴムを引っ掛けて、それを椅子に固定する」

コナン「おーい元太！準備はいいか？」

コナン「目暮警部がいつもしてるように椅子に座っててよ」

白鳥「こうかい？」

コナン「これで、11時59分になるのを待つんだ。すると……」

コンコン！！

高木「？？」

コナン「事件当時は部屋には目暮警部しかいなかった……白鳥刑事、窓を見に行ってくれる？」

ポロッポー♪

高木「12時だ」

シュッ！

コナン「今まで鳩の入り口の扉に押さえられていたローターはゴムの力で飛び出し……」

ストン！

コナン「糸を伝って椅子の上に、そして」

白鳥「アッーーーーーーー！！」ズブリ

コナン「あらかじめ穴を開けておいた警部のズボンとパンツをつき抜け、アナルに刺さる」

灰原「目暮警部の体重は白鳥刑事より重い110キロ……ローターの入る深さも勢いも今以上になる。考えたわね」

高木「で、でもコナン君。実際にローターは警部のアナルではなく床に転がって……」

コナン「そう、つまり……」

コナン「今回の事件ではこのトリックは使用されなかったんです！！」バーン！！

コナン「時計、だよ」

光彦「時計？」

コナン「犯人は今元太のいる位置……つまり窓の外にいるわけだから、部屋の時計は死角になって見えない。じゃあ犯人はどうやって時間を見たと思う？」

歩美「あ！公園の時計！！」

コナン「そう。でもあの時計はずれている……」

高木「ということは犯人は……」

コナン「まず第一に、警部が椅子から立ち窓へ行き戻るまでの時間を把握できた……つまり身近な人物。
　　　　それに、わざわざ公園の時計を見たって事は腕時計や携帯電話を持ち歩かないずぼらな人間」

コナン「それになにより、このローター」

灰原「匂いね？」

コナン「ああ。このローターは恐らく犯人の私物。そしてこの匂いには嗅ぎ覚えがある……犯人は小五郎のおっちゃんだ！」

光彦「確かにあの人なら腕時計とか忘れそうです」

コナン「そして、決め手は匂いだ」

毛利「いつまでたっても警部殿が掘らせてくれなかったから……」

白鳥「だからって、うぁお！！こ、ころすのは」ブイイイン

毛利「今は後悔してるよ……先にコナンを掘っておくべきだった」

高木「毛利さん……」カチッ

元太「意外だったよなあ」

コナン「誰だって些細なことで殺人者になりうるのさ……小さなことでな」

光彦「確かに毛利さんのは短小でしたからねぇ」

灰原「でも、あなたが毛利探偵のアナルの匂いを知ってたとは驚きだったわね」

コナン「ああ、あれか？ 蘭の親なら匂いも似てるのかと思ってよぉ」

灰原「あらあら、彼女にぞっこんなのね」

コナン「ああ、大丈夫。園子お姉ちゃんがいいバイト先紹介してくれて、今日から蘭姉ちゃんがそこで働くんだって」

光彦「へえ、何のお店ですか？」

コナン「キャンパブだよ。一本１万円でさ、＋2000円でオプションでコスプレ選べるんだ」

光彦「いいですねぇ、いきましょう！」

元太「なあ、1万2千円だとうな重どれくらい食えるんだ？」

歩美「もう、元太くんったら！」

一同「あははははははは！！」

元太「ぺニバン」

灰原「女が相手を犯す道具」